「讃岐平野とため池」の秘密
大地の変動が讃岐平野を生み出した?!
およそ300万年前、香川県と徳島県の県境を東西に走る讃岐山脈が地殻変動によって隆起し、北側の平野部が沈み込んだことで、山側から海へ向かう川の流れが急になりました。川の流れは、山の地面のもろい部分を削り取り、削られた土砂が北側の平野部にどんどん堆積して、広大な讃岐平野となりました。一方で平野に点在する山々は、非常に硬い岩石に覆われているため、川に削られずに残りました。
香川県は南に四国山地や讃岐山脈、北は瀬戸内海の向こう側の中国山地に挟まれ、瀬戸内海式気候と呼ばれる一年を通して雨が少ない気候です。加えて川は短く急勾配であるため、古くから水不足に悩まされてきました。水を確保するため、先人たちは平野に数多くのため池を築いてきました。県内のため池は12,217箇所で兵庫県、広島県に次いで全国第3位の数にのぼり、県土の総面積に対するため池の密度では全国一となっています。(ため池の数・密度については香川県公表データより引用)
平野と様々な形の山・ため池が織りなす讃岐平野の心和む風景は、このような背景から生み出されたのです。

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